協力:株式会社モリサワ
紙面全体を通して文字の形がわかりやすいユニバーサルデザイン(UD)フォントを使用しています。特に解説文には「UDデジタル教科書体」を採用し、ロービジョン(弱視)やディスレクシア(読み書き障害)の読者にも配慮した読みやすい紙面になっています。
協力:NPO法人カラーユニバーサルデザイン機構(CUDO)
グラフや図版は、カラーユニバーサルデザイン(CUD)の観点から見分けやすい配色を選び、色を見分けにくい人にも情報が伝わりやすいデザインを取り入れています。
▲色弱の読者にも区別しやすい
色を使い、境界線も入れたグラフ。
協力:筑波大学心理・発達教育相談室
熊谷恵子研究室
光に対する感覚が過敏なため、紙面がまぶしくて文字が読みづらいと感じるアーレンシンドロームの読者にも読みやすい紙色を採用しています。
薄くて軽い高品質な用紙を採用することで、大幅な軽量化を実現。年齢の低いこどもでも扱いやすく、安全に持ち運べる軽さになりました。
表紙の色は、全18巻をグラデーションで配色し、各巻を色で見分けやすくしています。紫外線に強い「耐光インキ」を使用することで、長期間色あせしにくくなりました。
▲全18巻を並べると背表紙には「POPLARDIA」の文字が浮かび上がる。
▼表紙には各巻の収録語に対応したテーマが設けられている。